私たちは、自分たちの伝統文化に触れる機会が少なくなっていませんか?
長い時を経て伝えられてきた古典芸能には、日本文化、私たちのこころのありようのの核心が脈々と息づいています。
実際に触れる機会が少ない能楽を、身近に触れてほしい、というのが、このプログラムを主催された意図だそうです。
中でもお能は、「動く彫像」とも言われるほどの洗練された美しい動き。その美しさに近づくためにアレクサンダーテクニークを用いて、無理なく身体表現に取り組もう、という講座です。
アレクサンダーテクニークの初歩から、日常の身体的な癖に注意を向け、不必要な緊張をやめましょう。「動きに準備のできた状態」で、お能の基本的な動きを学びます。
お能の講師は宝生流の宝生流の金井雄資さんと金井賢郎さん。
重要無形文化財保持者である金井雄資さんの舞は本当に美しく、ご一緒させていただくのが、私も楽しみです。