2022年4月17日(日)10:00-16:00
於 アレクサンダーテクニークスタジオ東京 (ATST) 洗足駅から徒歩3分
講師:細井史江(校長) 大塚由美 松本マキ
料金 \15,000-
募集人数 6人
対象:アレクサンダーテクニークを深く学びたい方、教師トレーニングを考えている方、 教師の方 (現在トレーニング中の方はご相談ください)
お問い合わせ、申し込みは、info@alexander-tokyo.com 細井まで
または、 http://www.alexander-tokyo.com/form_ws
教師養成トレーニングは3年間(1600時間以上)の中で、アレクサンダーの原理を自分自身の経験を通して理解していきます。刺激に対する反応を見直し、新しい選択肢を自ら選ぶプロセスを学ぶことにより、自立的に自分自身に働きかけるスキルを学び、指導者としての基盤を築いていきます。
トレーニングで扱う内容のエッセンスを、少人数でインテンシブに体験できるコースです。
《テーマ》
原理の理解、プロシージャー、ハンズオン、ムーブメント、アナトミー
アクティビティ、書籍研究などの中からピックアップして取り組みます。
4月のテーマ 「教師の手」 細井史江
私たちアレクサンダー教師は、レッスンの時に手を使います。
もちろん、他のすべての学習同様、ことばによる説明や動きを通しての学びもあります。でも、学習者に手でふれ、それによって伝えるという方法はユニークな学習法ではないでしょうか?
いわゆる「施術」する手ではありません。ヴァイオリンやピアノの先生が生徒を触って教える手とも違うでしょう。ヨガやバレエの先生の手は?
アレクサンダー教師の手は何をしているのか?その手法(まさに、『手の使い方』ですが…それって何?)を習得することについて、一緒に考えませんか?
21年6月「選択すること」
私たちは毎日の生活の中で、あれかこれか、選択しています。コーヒー?紅茶?赤いシャツ?青いセーター?
選んでいるかどうかも気づかずに、「選択」しているかもしれません。ひとつ選ぶことは、他のものを選ばないことです。
その決定はどこから来るのでしょう。信念?感覚?感情?本能?習慣?
「選択」のプロセスを一緒に考えてみませんか?動きの中で考えます。
講師
細井史江【ほそい ふみえ】
STAT公認教師。アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)主宰。アジアで唯一STATから認定を受けたHead of Trainingとして2013年より、教師養成をはじめる。
ロンドンでミーシャ・マグドフ氏のトレーニングコースで資格取得後も、母校で後進の指導、研鑽を積みながら、王立音楽院、ジュリアード音楽院の学生、教授などの音楽、演劇関係者から若年層まで多様な教授経験をもつ。2005年帰国後、サントリーホール室内楽アカデミー、東京芸術劇場アカデミーほか、劇団や合唱団から招聘されるなどワークショップにも力を入れている。また、ロンドンの教師トレーニングコースでの定期的なヴィジティングティーチャーをはじめ、ニューヨーク、ベルリンなど海外での仕事も多い。
2015年英国Hite社出版のConnected Perspectivesに依頼された小論、The Technique as Personal Cultivation (日本の芸道の「修行」の視点からテクニークの考察)は絶賛される。
訳書にP・マクドナルド著「アレクサンダーテクニーク〜ある教師の思索〜」(幻冬社)学習院大学文学部哲学科卒業。
大塚由美【おおつか ゆみ】
都立芸術高校、武蔵野音楽大学、独カッセル市音楽院フルート課程修了
ドイツ/フライブルクにて、アランカ・フォルトヴェングラー、ミヒャエル・フォルトヴェングラーのもとでトレーニングを受ける。GLAT(Gesellschaft der Lehrer und Lererinen der F.M. Alexander Technik e.V(現ATVD))公認教師
2013年よりATSTにてメインアシスタントを務める
松本マキ 【まつもと まき】
STAT公認教師。東京学芸大学 芸術スポーツ文化課程 音楽専攻(声楽) 卒業。アレクサンダーテクニークスタジオ東京卒業。2020年3月までよみうりカルチャー八王子にて講師を務めた。学生時代には即興演劇を探究するゼミ「インプロゼミ」に所属。2017年2月までインプログループ SAL-MANE(サルメーヌ)のメンバーとして公演活動を行った。