イギリス国内の学校と同じSTATの資格審査を受け、運営する学校です。 日本にいながらイギリスと同じレベル、同じクオリティの教育を受けることができ、卒業審査に合格すれば、イギリスで受けたのと同様、STAT認定が受けられる、アジア唯一の教師認定校です。2020年現在、STAT認定の教師を養成する学校はアジアでは、本校だけです。24年9月入学は締め切りました。次は25年1月入学となります。
ATST教師トレーニングクラスに加え、出席する時間数を選択可能な「基礎コース」「プロフェッショナルコース」の2つのクラスを2023年4月から開設します。定員に限りがあるため、お早めにお申込みをお願いします。「基礎コース」「プロフェッショナルコース」はSTAT教師資格の認定は受けられません。
http://www.alexander-tokyo.com/info/1053
教師養成講座全体の詳細は概要をご覧ください。「 教師養成 コースについて」http://www.alexander-tokyo.com/info/1076
概要 |
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期間 | 3年間(9学期 1600時間以上) 約12週/学期(うち1週ハーフターム休み) 3学期/年 +集中特別講座 *年に1~2回、集中特別講座/合宿を予定しています。
2024年 春夏学期 4月16日(火)〜7月12 日(金) (ハーフターム休み 6月4日〜 6月10日) 2025年(変更の可能性あり)
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時間 | 毎週火曜~金曜 9:00~13:00 |
授業料 | 352,000円/学期(2022年春学期現在) 毎学期開講前にお納めください。諸般の事情により変動することもあります。 また、合宿の場合、宿泊、交通費など別途必要な経費が生じます。 |
定員 | STAT認定の学校は、定員についても厳格な基準が定められており、これを超える数の生徒さんを受け入れることはありません。 定員に達した学期は新たに生徒さんを募集いたしませんので、ご了解ください。 詳細はお問合わせください。 |
目的 | アレクサンダーテクニーク教師として仕事をするのに必要な専門的知識、スキルを身につけ、専門家として社会に貢献できる人材を育成することを目的とします。 |
授業内容 | 総授業時間の80%以上は「ハンズオンワーク」(手を使って教える実践的なワーク)の習得にあてます。 その他、身体構造に関する学習(アナトミー、ボディマッピングなど)、アレクサンダーテクニークを使ったムーヴメント、アクティヴィティ、書籍研究などを行います。研修期間中、複数のレポートの提出が求められます。詳細:https://www.alexander-tokyo.com/info/1076 |
取得できる資格 | 全課程を修了し、モデレーターの最終試験に合格すると、STAT (The Society of Teachers of the Alexander Technique)の認定が受けられます。この資格は国際的に高い信頼を受けており、海外の主要な公的機関の教師の大多数はSTATおよびその提携協会の認証を受けた教師です。 *モデレーター審査を受けるためには、1学期のはじめにSTATの学生メンバーに登録する必要があります。 STATについては「STAT」をご覧ください。 |
受講資格 | AT教師になりたいという意思と勉学に対する熱意があれば、資格は問いません。 ただし、STAT は事前に1対1レッスンの経験が30レッスン以上あることを推奨しています。3年間のフルタイムの学習は、少人数で行うため密度が高く、教師、学生双方が二人三脚で取り組む繊細で集中的な時間です。受講者がスムーズに学習をすすめるためには、入学前にATがどういうものであり、何を学ぶものかについて理解しておくことと、教師と学生が互いを知ることが必要です。そこからお互いを尊重した3年間の学習がはじまります。 ご希望の方は、アレクサンダーテクニークスタジオ東京宛にご連絡ください。https://www.alexander-tokyo.com/contact 事前に校長のレッスンと面談を受けて頂いた上で、入学を決めさせて頂きます。その後、校長もしくはアシスタントの個人レッスンを必要回数受けて頂くこともあります。 |
大塚由美(副校長) 武蔵野音楽大学卒業。2000年渡独、カッセル市音楽院フルート課程修了。在学中、楽器が演奏できなくなったことから、アレクサンダーテクニークに出会う。個人の更なる可能性を引き出してくれるアレクサンダーテクニークに感銘を受け、アランカ&ミヒャエル・フォルトヴェングラー氏のもとでトレーニングを受け、2007年ATVD(ドイツ 旧GLAT)認定教師になる。
松本マキ (専任講師・チューター)東京学芸大学 芸術スポーツ文化課程 音楽専攻(声楽)卒業。アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)教師養成講座卒業。大学在学中には即興演劇を探究するゼミに所属し、2017年2月まではインプログループ SAL-MANE(サルメーヌ)のメンバーとして公演活動を行った。ATST主催「表現とアレクサンダーテクニーク」でチームATSTリーダーを経て、20年アシスタントディレクター(AD)就任。
ATSTでは教師トレーニングの講師として、またチューターとして、後進の指導と相談にあたる。
西口彰子 (非常勤講師)東京藝術大学声楽科卒業後、渡米。マネス音楽院修士課程修了。ドイツにて研鑽を積む。 アレクサンダーテクニークスタジオ東京(ATST)教師養成講座卒業。栃木・東京にて「アレクサンダーテクニークと歌」を主宰。国本学園非常勤講師、音楽デイサービス「縁カナーデ」講師。二期会会員。ATSTでは教師トレーニングの講師として、後進の指導にあたる。
ATST客員講師
*掲載はこれまでに、ATSTで定期的にお招きし、ご指導くださった先生方だけにさせていただきました。他の多数の先生方、ありがとうございました。
またお目にかかれる日が来ることを楽しみにしています。
ドロシア・マゴネット
ロイヤル・アカデミー・オブミュージック(RAM) アレクサンダー・テクニーク元主任。STAT元会長。ATST設立から2019年までATSTモデレーター。
北ロンドン教師トレーニング卒業。
イラン・レイシェル
元RADA(ロイヤル・アカデミー・オブドラマ)講師。セントラルドラマスクール、LIPSAでATとムーヴメントを担当。ピーター・ブルックやキャサリン・ハンターといったアーティストと作品を作る。
ピーター・リボー
Centre for AlexanderTechnique 校長。パトリック・マクドナルド門下。
イフダ・クーパーマン
パトリック・マクドナルド門下。フライブルグ、バーゼルで教師トレーニングを開講。
グラハム・グリフィス
元LSO(ロンドンシンフォニーオーケストラ)首席ヴィオラ奏者。RAM講師。
マーク・ベニー
AUSTAT(オーストラリア アレクサンダーテクニーク教師協会)会員。オーストラリアトレーニングコース講師。
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「Touching Lives」 スーは30年以上・アレクサンダーテクニーク教師としてロイヤル・シェークスピア・カンパニーやナショナルシアターで多くの俳優や演出家・作家たちにワークをしてきた。この本の表紙にも出ているようにジュディ・デンチが、彼女に絶大な信頼をよせているのはつとに有名である。本著には、今をときめくベネディクト・カンバーバッチから名優イアン・マッケランまで綺羅星のような俳優たちや、トレーバー・ナンはじめ、著名な演出家、脚本家たちとのやりとりが記され、イギリスの演劇界でどれほどアレクサンダーテクニークが浸透しているかわかり、興味深い。