慢性的な腰痛の治療に関してBritish Medical Journal の抜粋
大規模な臨床試験の結果、アレクサンダーテクニークは慢性的な腰痛に対し、痛みの軽減、再発防止の点で、長期的な効果が認められたことを報告。
STAT資格を有する経験ある教師による、24回の1対1のhands on(*注 特別なやり方で手を使ってのレッスン)レッスンは1ヶ月あたりの痛みの平均日数が21から3に減少し、それが1年以上効果が持続した。
検査主体 英国ブリストル大学のシャープ教授とサウサンプトン大学のリトル教授、
アレクサンダーテクニークはすべてSTATの教師の指導、監督下にあり、STATおよびアレクサンダーテクニークの以降の代表者は
キャサリーン・バラード フランシス・オックスフォード
後援 英国医学研究評議会とNHS(National Health Service)研究開発ファンド
59人のアレクサンダー・テクニーク教師 (STAT認定 経験5年以上)
被験者 64人のGPからランダム抽出された慢性的、再発的腰痛患者579人
GP (対象集団)
ATレッスン24回(144例)
ATレッスン6回(144例)
マッサージ6回(147例)
ATレッスン:経験を積んだ STAT教師によって 1対1で行われた
痛みのスコア:ローランド障害スコア
結果
ATレッスンを24回:試験開始から1年後、腰痛による活動制限は平均42%も減少 痛みのある日数も3日
マッサージ:3か月以上の効果があったが、機能に対する影響は1年後には認められなかった。
GP: 一般医による運動の指示は単独でも有効であったが、活動性に対する効果は3か月と12か月の両方において中等度であった。1年後の痛み対照群では月に21日に達した
6回のAT講習後に一般医によって運動を指示された場合では、1年後の便益はATを24回講習したときの効果の約72%に相当した。
結論