2018年も10日を過ぎ、とっくにお正月気分も抜けた今、2018年のご挨拶も新年の抱負も間が抜けています。
昨年はいろいろなことがありました。念願のマクドナルド先生の本を翻訳出版できたこと、夏に「表現とアレクサンダー」というコンセプトで、イラン・レイシェル先生をお招きしてワークショップができたこと、などなど、素敵なことがたくさんありました。嫌なこと、困ったこともありましたが、新年にはもうすっかり忘れていて、歳をとるってありがたいことだなあ、と思います。年末から結構忙しく、クリスマスツリーも飾らず、クリスマスターキーも焼かないクリスマス、それに年末からお正月は富士山の近くにいたので、おせちも作りませんでした。なので、この歳時記の区切りのないいい加減さはなんでしょう。
その一方で、お正月にみた富士山の景色、駿河湾の美しさ、月がこんなに近くに明るく見えたことなどは、くっきりとした記憶にあり、そこで確かに、新しい歳を迎えた実感と、新しい歳への希望がありました。12月31日から1月1日への移行も、1月10日から11日への移行も時間としては同じ24時間です。その意味では、いつでも自分が心を新たにすれば、新しい時間を始められるんだなあ、とも思います。
私は今年、いわゆる年女。今年また新しく生まれたつもりで、いい一年になるといいな、と思います。
というわけで、本当に遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。