コングレスを振り返って

2015.08.20お知らせ
 

1週間のアイルランドでの国際コングレスから帰って来ました。

 

今回、色々なことを学びました。まずは、先生方、同僚、仲間たち、同じクラスに参加した方々、エクスチェンジをした方々、お世話になった皆様にお礼を言いたい。もし私が気づかぬうちに変なことをしたり、言ったりしていたらごめんなさい。といっても、この関係者の多くの方は、日本語の読めない方だし、読める方もこれを読んで下さっているかは不明ですが、私の気持ちです。



イフダ、ギオラ両先生には気持ちの上でも特にお世話になりました。お二人は私の先生ミーシャとマクドナルド同門で、いわばおとうと弟子にあたります。マクドナルド門下のイスラエル教師たちはお互い、切磋琢磨し、世界的に指導者として活躍しておられる方が多いです。イフダは私の学生時代から、よく学校にも遊びに来て下さったり、レッスンしていただいたり、また東京の私のところにもきていただいたこともあり、長くお世話になっています。しかし、こんな偉大な先生でもこの何年もの間に、色々お考えを深めたり、アプローチを変えたりしていらっしゃいます。これで終わりというものがない、ということをつくづく感じます。

ギヨラは暖かく優しい先生でした。ミーシャがいないのが寂しい、と言ったら「パパがいなくても、かわりにおじさんたちがいるから」と言って下さり、色々アドヴァイスを下さいました。教師の仕事は時に孤独です。特に学校運営は責任も重く、自分のいたらなさを痛感することも多く、偉大な先人のアドヴァイスはとてもありがたいです。励まして下さって、帰り際、「この部屋にはりんごがたくさんあるからどれか持って行ってくれたらうれしい」と私の大好物の青りんごを下さいました。奇しくもこれは随分昔、大きな転機の相談をした時、ミーシャに同じようにもらったことがあり、先生方の大きな暖かさを感じました。