ブックレビュー

2015.06.01お知らせ
 

Connected Perspectivesという本を出してから数ヶ月。

英語の本なので、あまり読んでいただけないだろうと思っていたら、意外に読んでいただき、うれしいです。中には翌レッスンの時にすごく本質的な質問を沢山用意して下さった生徒さんもあり、感激です。

http://www.hiteltd.co.uk/_shop/product_info.php?cPath=40&products_id=251

出版社のほうにも色々コメントが寄せられているそうです。編集者から送られてきました。

なかでも執筆者の一人であるアレックス・ファーカスからのコメントがうれしかったです。

 

・ ・・中で最も私の関心を引きつけ興味深かったのは史江の書いたものだ。私は禅や気功といったものとアレクサンダーテクニークに核心の部分である種の共通性をみて、それに深い関心を寄せている。史江の指摘した心身の統合へむかうための「修行」という考えはとても魅力的である。とりわけ芸術活動(能などの日本の伝統芸能のこと:細井注)の修行を通じて心身の統合が到達されるという考えはもっとも印象的だ。ちなみにこの夏に行われる国際会議での私の演題は「気の鉱脈を探る」というものである。

 

(8月にアイルランドで国際会議があるのですが、そこで彼は講演をします。細井注)

 

アレックスはアメリカ人ですが、ロンドンで学ばれました。ご自身が素晴らしいピアニストでもあり、とりわけ音楽家へのワークにはとても定評があります。夏に会って色々お話しできるのが今から楽しみです。