合宿自体は普段の学校のメニューに加えて、午後は芥川龍之介「蜘蛛の糸」の朗読劇稽古。
全員で身体を使い、ひとつの劇のように仕立てました。「声−身体ー動きー表現」というのがテーマで、わずか3日間の午後の時間でしたが、製作過程も楽しく、仕上がりも素晴らしかったです。あの人にこんな面が、というのもうかがえて、楽しかった。
発表を目的としていないし、全員が参加しているので誰も観客はいなかったのですが(私ともう一人の先生以外)充分楽しめたと思います。
夜は「夜の海岸」体験。普段忘れている感覚や使っていない感覚も経験しました。
盛りだくさん、結構ハードなメニューだったので、宿泊所の条件がプライバシーもなく、必ずしも寝やすかったとは言えないにもかかわらず、結構あっさり枕投げもせずに眠りについたのでした。
天気にも恵まれ、いい合宿だったと思います。