第8回 2024年 表現とアレクサンダーテクニーク 日程が決まりました。
チラシです。
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申し込み*https://forms.gle/SvTioM9R1wfd42i66
テーマ:「ものがたりの世界で遊ぶ」
言葉には表面的な意味だけではなく、それぞれの感覚や体験に基づく繊細で多層的な認識があります。宮沢賢治の「ツェねずみ」を素材に、その世界を身体的に理解して、こえ、からだ、動きをつかって表現します。アレクサンダーテクニークは、自由なこころとからだを使い、自分の中の思いがけない深い気づきに出会う手助けをします。初日にアレクサンダーテクニークの基礎を、2日目以降はそれを土台にして、実際の表現に結びつけます。
日程: 2024年7月15日(祝・月)9:30~13:30
8月2日(金)、3日(土)9:30~16:30
個別の参加も可能ですが、3日間通してのご参加をお勧めします。
参加費用:3日間全日程 34,000円(学割:17,000円)
7月15日のみ 6,000円(学割:4000円)
8月2、3日( 2日間)30,000円 どちらか1日のみ16,000円
7月15日(祝・月)9:30〜13:30 アレクサンダーテクニーク基礎クラス
「とらわれないこころ 動けるからだ」
はじめに、アレクサンダーテクニークの原理を紹介します。それを使って、自分という「楽器」を知ることから始めましょう。音楽家が最高のパフォーマンスのために、自分の楽器を最良の状態にメンテナンスするように、自分を調整しましょう。自分の楽器の持つ音色や強度など特性を知ることも必要です。
8月2日(金)9:30〜16:30 「動きのことばを探す」
動物の動きを観察し、その固有の特性を分析して実際に動きます。人間と動物は構造も大きさも違います。生命体の動きのなかには、それぞれ固有の繊細なことばが潜んでいます。動きのことばを探しましょう。それによって、自分自身の固有のリズムやトーンを見つけましょう。
準備:事前に指定した動物の動きを観察してきてください。
8月3日(土)9:30〜16:30 「ツェねずみ ものがたり」
「ツェねずみ」の世界を身体的に理解し、自分の声と身体を使って表現します。
「ツェねずみ」(宮沢賢治)について
宮沢賢治の作品には、生き生きと語り行動する多くの動物たちが登場し、独特の世界が作られています。動物たちのキャラクターには、彼自身の詩的なイメージや宗教観が投影されていますが、それは科学者としての確かな自然観察眼に基づいているでしょう。幼い頃は石や昆虫採集に興味をもち、長じて農業人として生きた彼の自然観です。
「ツェねずみ」にはねずみやイタチといった動物ばかりでなく、柱やちりとり、バケツまで登場します。まずは、自分の固定観念やイメージから離れて、その動物たちの動き、無生物の素材そのものの性質や機能を身体的に理解し、声や身体を使って物語の世界を表現しましょう。