「表現とアレクサンダーテクニーク」終了!

 

おかげさまで「表現とアレクサンダーテクニーク」ワークショップ、無事終了です。

毎年10か月ぐらいかけて準備し、かなっくホールさん共催でさせていただいてきましたが、ホールでの開催が難しいとわかってから、パフォーマンスの講師陣も含め、何度もzoomミーティングを重ねて、かえってお互いの理解を深め、新しい可能性を探る端緒になったのではないかと思います。
コロナという嵐が通り過ぎるのを、頭を下げて縮こまって待っているのではなく、forward and up!(前へ、上へ!)

今回のWS概要です。いずれも定員5人に絞りました。
リアル開催  
於)アレクサンダーテクニークスタジオ東京 

8月5日(水) 「アレクサンダーテクニークを知っていますか?」   松本マキ
全体像、基本原理が、とても的確で分かりやすい基本クラスでした。実践的な取り組みで、自分自身(からだ、意識など)を認識できたと思います。
8月6日(木)「個人レッスンから始めよう」熊谷志おり・西口彰子&チームATST
やりたいことがうまくできない時、私たちの中に何が起きているのか?個人レッスンの形式を使い、やりたいことへの橋渡しを目指すクラス。参加者に対して教師は1人以上という比率になり、実際の個人レッスンの雰囲気が十二分に伝わったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月8日(土) 「表現者としての私」   細井史江
表現は「今、ここにいる私」からはじまる。では、その私をとりまく「今」「ここ」は?withコロナという世界の刺激に対して、自分をどう使うか。柔軟な発想とおそれず選択をすること、柔らかなあたまとつよい背中を意識していただけたら、がテーマでした。

 

 

 

*主催者、参加者ともに消毒、手洗い、換気等、感染防止対策を徹底して運営しました。参加者からは「このようなWSなら安心して参加できる」というコメントをいただきました。

Online 開催 (無料)
8月6日(木)
 P 「小鼓の体験」  望月左太寿郎  望月秀幸  細井史江
前日に急遽Onlineとなったため、受講者はアレクサンダーテクニークスタジオ東京、P講師は自宅、という変則的な形になりましたが、背後にAT教師がハンズオンをして、サポートできました。生活用具を小鼓の代用品に、実際の楽譜を見ながら構え、声出しなど。

8月7日(金) 対談配信  松山立  細井史江
日大芸術学部専任講師松山氏と細井の出会い、ATを演劇の現場でいかに使うか、松山氏自身のAT体験を通じての説明。

8月8日(土) 完全onlineクラス 舘野百代 細井史江
SPAC俳優の舘野氏が、舞台に立つ前の準備として、自分をいかにととのえるか。実際の訓練法、呼吸の練習などをカメラを通じて舘野氏の実演が逆に拡大されて見える。それを取り組むときに、ATの視点から、気づきを深めるアドヴァイスをする。

8月9日(日) 座談会 舘野百代 望月佐太寿郎 望月秀幸 細井史江
このWS全体を振り返って。パフォーマンスの講師にとっては、ATとのコラボに加え、Onlineという新しい形式で2つのタスクになった。小鼓クラスの受講者、AT全クラスを受講した参加者2名も参加し、直接講師に質問。お2人とも、真摯で突っ込んだ質問と、ご自身のこのWS経験を率直にお話しくださり、深い観察眼と認識に講師一同、とても感銘を受けました。ありがとうございました。

 

 

  

 

 

*チームATST:松本マキ(AD)、松谷奈緒子、熊谷志おり、西口彰子
  チームリーダー:松谷奈緒子 全クラスをアシスト
*MC,動画作成:西口彰子 対談、座談会のMC 予告ビデオなどの作成
*パフォーマンス講師予定のジェームズ・スザーランド氏は日程調整が取れず、今回は不参加でした。来年以降を期待しています。